ヤフー、一休は1000億円の「掘り出し物」か│企業信用調査、取引先状況の把握や与信管理による業務効率化、帝国経済興信所の新着情報

Teikoku Keizai Koshinjyo 帝国経済興信所

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2015/12/16

ヤフー、一休は1000億円の「掘り出し物」か

ヤフー15日、高級宿泊・飲食予約サイト運営の一休を約1000億円で買収すると発表した。証券会社から株式の取得を打診されてからわずか3カ月。電子商取引(EC)事業の拡大を急いでいるヤフーにとって、高級商材の予約分野で独走する一休は思わぬ「掘り出し物」だったようだ。ECでもインターネットの雄を目指す貪欲な成長志向が、創業以来最大のM&A(合併・買収)を即決させた。ヤフーは(株式公開買い付け)を経て、2016年2月にも一休を完全子会社にする見通しだ。「飲食店予約は本当に面白い市場。これから一気に『ネットで予約』が広がる」。宮坂学社長は15日夜、日本経済新聞の取材で買収の果実への期待に目を輝かせた。
一休の宿泊予約サイト「一休.com」は高級ホテル・旅館など高価格帯の施設に強みを持つ。対する「ヤフー!トラベル」は出張など日常の手軽な宿泊利用が中心だ。訪日客増加を追い風にホテル側が宿泊料金を引き上げる局面で、高級イメージを持つ一休にしか部屋を出さない施設も珍しくない。一休を傘下に収めることで「全てのセグメント(領域)で品ぞろえが充実する」(宮坂社長)。

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